コロナの休校期間に、家族で「びじゅチューン!」にハマった我が家は、その後、家族で美術館デビューをしました。びじゅチューンが好きな人目線で、おすすめ美術館をご紹介します。
今回は、MOA美術館です。
子どもと一緒に行くおすすめポイント
- 静岡県熱海市にあるので、夏休みの旅行などに組み込みやすいです。
- 熱海の高台に広がる広大な庭園内に立つ美術館。リゾート気分も味わえます。
- 国宝「色絵藤花文茶壺」(野々村仁清)が通年で見られます。
- 夏休みにはびじゅチューン好きのための特別展「井上涼展」をやることも。2022年もあります。
- ミュージアムショップで、びじゅチューングッズが買えます。
夏休みにMOA美術館へ行きました
2020年「井上涼展 炎のアツアツびじゅチュ館」の会期中に、MOA美術館を家族で訪れました。
まず、エントランスを入ると、約200メートルの通路を本館まで、ひたすらエレベーターで上がっていきます。壁面がアーチ状で、私はどこかで見た近未来映画の中みたいな感じがしました。ドキドキワクワク感が高まります。本館に入ると、急に光が全面から差し込むような明るい世界に入ります。ロビーからは相模灘を一望できます。
「井上涼展 炎のアツアツびじゅチュ館」の会場には、沢山のパネルやオリジナル映像の上映があったり、びじゅチューンの好きな歌を1人1票シールで貼れるコーナーがあったり、子どもにはスタンプラリーが用意されていたりして、びじゅチューン好きの大人も子どもも楽しめました。その年は、炎が展示のテーマで、焼き物が多く展示されていました。中には面白い作品もあって、すごく足の太くて大きいうさぎの埴輪があったのですが、あまりにアンバランスで思わずニヤッとしてまいました。埴輪も好きです。
他の展示室では、通年展示の国宝「色絵藤花文茶壷」(野々村仁清、【ツボのツボマッサージ師】)を見ることができました。豊臣秀吉ゆかりの黄金の茶室を復元した茶室も見学しました。
MOA美術館が所蔵する「紅白梅図屏風」(尾形光琳、【紅白梅図グラフ】)や「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」(葛飾北斎、【ザパーンドプーンLOVE】)はその時期は展示されておらず、見ることはできませんでした。残念。。
ミュージアムショップは、びじゅチューンの特別展の期間中だったからか、びじゅチューングッズがかなり充実していました。我が家はこの時に初めて、びじゅチューンのガチャに出会いました。結局、びじゅチューンのガチャを計3回とびじゅチューングッズを購入。
私はもうちょっと他の美術作品もゆっくり見たい気もしたけれど、子ども達はびじゅチューン尽くしに大喜びでした。
作品を観終わった後、美術館の建物から出て「ムアスクエア」(屋外にヘンリー・ムアのブロンズ像があるスペース)から見た景色は、美術館の白い建物と緑の木々、その向こうには青い海と空が大きく広がり、まさに美しいリゾートの景色!でした。高台にあるので、気持ちよく広がる景色が堪能できます。建物も素敵ですよ~。
2022年夏も「井上涼展」開催されます!
今年は「井上涼展 キラキラ☆ゴールデンびじゅチュ館」が開催されるようです。
» 井上涼展 キラキラ☆ゴールデンびじゅチュ館 | MOA美術館 | MOA MUSEUM OF ART (moaart.or.jp)
びじゅチューン、井上涼さんの世界にどっぷり浸かって楽しみたい方は、ぜひ会期中に訪れてみてください。