子どもとお城② 駿府城

日本史

子ども達が「ねこねこ日本史」を見て、日本の歴史に興味を持つようになりました。

TVアニメ「ねこねこ日本史」公式サイト (neco-neco.jp) 

2021年6月に、駿府城公園へ行きました。

【公式】駿府城公園 (sumpu-castlepark.com)

子どもと一緒に行くおすすめポイント

  • 駿府城公園はJR静岡駅から徒歩15分
  • 2021年4月に東御門(ひがしごもん)と巽櫓(たつみやぐら)の展示がリニューアルされました。体験型展示あり。
  • 坤櫓(ひつじさるやぐら)や駿府城天守台跡の見学もできます。
  • 駿府城公園内の大型遊具のある広場で遊べます。

せっかくJR静岡駅を通るなら

その日の我が家の最大の目的は、静岡県のエコパスタジアムでのスポーツ観戦でした。

でも、せっかくJR静岡駅まで行くのなら、駿府城も見てみたい!ということで無理やり予定に組み込みました。

駿府城は、徳川家康が将軍職を引退した後に居住の地としたお城です。

当時の建物は残っておらず、近年、東御門・巽櫓、坤櫓が復元されました。

天気が良かったので、JR静岡駅から駿府城公園まで歩きました。

大きな道路沿いを歩いて行って、静岡市役所側の二の丸橋から駿府城公園に入りました

公園に入るとすぐに大型遊具のある児童広場があり、当時小1、小5の娘達が遊び始めてしまい、最後は「時間が無いから、行くよ~!」と声を掛けて移動しました。

もうちょっと時間を取ってあげたかったけれど、今回は1時間くらいしか時間がないので、仕方ありません(><)

後から確認すると、東御門橋(こちらの門が静岡駅から一番近いようです)から駿府城公園に入ると、すぐに東御門のところへ出られたようです。

途中に遊具で遊ばない方がお城巡りの雰囲気も出るので、東御門橋から入るのがおすすめです。

見学したのは、東御門と巽櫓のみ

本来なら、駿府城公園全施設(東御門巽櫓、坤櫓、紅葉山庭園)共通券を購入して全ての施設を見学したいところですが、時間の関係で、泣く泣く、東御門と巽櫓だけと見学することにしました。

入場券を購入したら、早速東御門から見学です。

入口で靴を脱いで、入ってすぐに駿府城についての体験型展示があります。

お城を作るならどんな場所が良いかを考えさせたり、お城の石垣にある様々な模様の刻印のスタンプを使ってマップを完成させたり、子どもが興味を持って体験できるように工夫されています。

体験型展示を楽しんだ後は、更に奥へ進みます。

印象に残っているのは二ノ丸堀から出土した大御所時代のものといわれる青銅製鯱鉾(しゃちほこ)です。

実に見事な形のままで発掘されています。

重さは約500キロもあるそうです。

このしゃちほこの展示スペースには、係の方がいらして、二の丸掘から出土したことについてなど説明をしてくださいました。

駿府城や城下町の模型の展示などもあります。

巽櫓は続きになっていて、そのまま見学できました。

巽櫓2階の一角には、徳川家康(幼名 竹千代)が今川氏の人質だった時代に、静岡市内にある臨済寺に預けられていた時の勉強部屋を再現した「竹千代手習いの間」があり、子ども達も興味深く見ていました。

天井には立派な竜が描かれています。

自分が知っている歴史のストーリーの一部が再現されていたりすると、グッと興味を惹かれますね。

今川氏の菩提寺である臨済寺にもいつか行ってみたいと思ったのですが、臨済寺で内部が公開されるのは特別公開日(年2日間)のみだそうで。。いつか・・ですね。

東御門・巽櫓だけの見学は今確認すると(2022/6)、大人が200円、小人が50円と格安です。

大人も子どもも楽しめる作りになっているので、ぜひ見学してみてください。

心残りが色々と

東御門と巽櫓を見学して、公園内で少し遊んで散策して1時間強。

  • 坤櫓、紅葉山庭園の見学もしたかったなあ
  • 徳川家康公像と写真を撮ったり、家康手植えのミカンを見たかったなあ
  • 天守台発掘調査現場も行ってみたかったなあ
  • 帰りに見た、お堀を舟で巡る「葵舟」も乗ってみたかったなあ

と、心残りは色々ありますが、子ども達が飽きることなく楽しく見学できたので、まあ良しとします。

ところで、東御門の入場券を購入する際に、初めて「日本100名城スタンプ」なるものがあるのに気づきました。

日本100名城® | 公益財団法人日本城郭協会 (jokaku.jp)

以前に行った「小田原城」も今回の「駿府城」も「日本100名城」の1つだったので、ちゃんとスタンプ帳を用意して押しておけば良かった~、と後悔しました。

小田原城の時はそもそも100名城スタンプに気づいていなかったのだけれど(笑)。

子ども達と今後もお城巡りができそうなら、次回からスタンプ帳を用意しようと思います!

続日本100名城公式ガイドブック スタンプ帳つき 日本の文化遺産「城」を歩こう (歴史群像シリーズ) [ 日本城郭協会 ]