子ども達が「ねこねこ日本史」を見て、日本の歴史に興味を持つようになりました。
TVアニメ「ねこねこ日本史」公式サイト (neco-neco.jp)
2021年5月に家族で初めてのお城めぐり、小田原城へ行きました。
【公式】小田原城 難攻不落の城 (odawaracastle.com)
子どもと一緒に行くおすすめポイント
- 神奈川県小田原市にあるお城。東京から電車でのアクセスが良いです。日帰り旅行にぴったり。
- 天守閣の内部の展示は工夫されていて、映像もあって分かりやすいです。
- 天守閣の外回廊はぐるっと一周できるようになっていて、360度の景色を楽しめます。
- NINJA館やこども遊園地など子どもが遊べる施設が敷地内にあります。
まずは小田原城へ行こう
日本史、特に戦国時代に興味を持つようになってきた子ども達に、「どこかお城を見に行かない?」と誘ってみると、「いいよ。行ってみたい。」とのこと。
ねこねこ日本史でよくわかるシリーズにも「日本のお城」という本があります。
ねこねこ日本史でよくわかる 日本のお城 [ そにしけんじ ]
近場でお城、、、ということで、パッと思い浮かんだ小田原城へ行くことになりました。
小田原の北条氏は、最後は豊臣秀吉に滅ぼされています。
次女はねこねこ日本史に出てくる豊臣秀吉が好きなので、秀吉絡みの小田原城には行ってみたかったようです。
普通列車でのんびり小田原駅に到着しました。
ミナカ小田原の展望足湯庭園
小田原駅に直結している「ミナカ小田原」のタワー棟14階には、展望足湯庭園(無料)があります。
【公式】ミナカ小田原 (minaka-odawara.jp)
私達が行った時にはコロナで足湯は休止中でしたが、展望は最高!小田原城と海、電車も見ることができます。
現在は足湯も再開されているようなので、タオル持参で改めて行きたいです。
小田原駅からお堀端通りに出て徒歩10分、ぶらぶらと歩いているとすぐに小田原城に到着します。
小田原城 銅門 → 本丸広場
我が家はとりあえず入口だと思ったお堀にかかる赤い「学び橋(まなびばし)」から入りましたが、「正規登城ルート」では、その向こう側の「馬出門土橋(うまだしもんどばし)」から入るそうです。
正規登場ルートでは、馬出門土橋→馬出門→馬屋曲輪(うまやくるわ)→銅門(あかがねもん)→常盤木門(ときわぎもん)→本丸広場→天守閣 と進むそうです。
我が家は学び橋から入り、銅門へ行きました。
銅門内部を公開していたので、階段を上って見学しました(土日・祝日限定公開)。
銅門の「石落とし」を内部から見たり、小田原評定の様子が人形で再現されていたので、子ども達も話し合いに参加している体で、人形の間に座って写真を撮ったりしました。
NINJA館を横目で見ながら、常盤木門を通り、本丸広場へ。
まず、広場の一角に猿がいたので驚きました。
以前小田原城址公園内にあった動物園にいた猿が、今もケージで飼われているとのことです。
次女は猿が好きなので、大興奮でした。
広場では、手裏剣投げ体験が確か100円くらいでできたので、次女が挑戦しました。
3回やってそのうち1回が上手く的に刺さり、忍者のバッジをもらいました。
とても嬉しかったようで、今もバッグに付けています。
小田原城 天守閣へ
いざ、天守閣へ。
1階は江戸時代の小田原城、2階は戦国時代の小田原城、3階は美術工芸品や発掘調査について、4階は企画展示、5階では天守が再現されています。
1階のシアターでは、小田原城の歴史や北条氏について分かりやすく学べます。
戦国時代の北条五代や虎朱印の説明などが分かりやすくされていて、興味深く読めました。
子ども達はいち早く展望デッキまで登っていましたが。。
展望デッキは、ぐるっと1周360度の景色を楽しむことができます。
展望デッキには、豊臣秀吉が北条氏攻略のために築いた「石垣山一夜城」の方角を示すパネルもあって、この地で本当に起きたことなのだと、歴史上の出来事が身近に感じられました。
子ども遊園地とSAMURAI館
天守閣の裏手には子ども遊園地がありました。
豆汽車やバッテリーカーがあります。幼児が一番楽しめそうです。
行った日は強風のため、豆汽車が運休になってしまい、特に次女が残念がっていました。
天守閣とSAMURAI館のセットの2館共通券を購入していたので、広場に戻ってから、常盤木門のSAMURAI館を見学しました。
子ども達はあまり鎧兜に興味がなかったようですが、鎧兜の展示は見事だし、かっこいいプロジェクショッピングもあるので、2館共通券を購入して見学するのがおすすめです。
天守閣の料金に大人ならプラス100円、子どもならプラス20円で2館共通券が購入できます。
お楽しみのNINJA館
最後は、子ども達お待ちかねの「NINJA館」へ行きました。
当時はWEB予約が必要でしたが、今は必要なくなったようです。
入口で少し順番待ちをしてから入場しました。
風魔忍者についての説明を受けて、忍者屋敷などを体験して、最後の実戦ゾーンは敵と戦う体感型シアターになっています。
画面に向かって手を動かすと、画面上に手裏剣で出てきて敵を倒すことができます。
最後には総ポイント数が表示されます。更にその日の総ポイント数ランキングが表示されて、確かその日の4位くらいでした。
コロナの影響で一部の忍者体験ができなかったのが残念でした。
NINJA館全体としては、幼児から小学生低学年の子が特に喜びそうな感じです。
ただ、最後の実戦ゾーンは大人も本気でゲームに参加することになると思うので、割とスッキリした気持ちでNINJA館を出ることができます(笑)。楽しいです。
お値段もお手頃(大人310円、小中学生100円)なので、お子さんが少しでも興味があったら、入った方がお得だと思います。
小田原城へ実際に行ってみて、わあ、お城の門や石垣ってこんな感じだったんだ〜とか、門のところに石落としとかあるんだ、天守閣は随分遠くまで眺められるのね!とか
大した感想ではないのだけれど、実感できたことが良かったと思いました。百聞は一見に如かず。
全国のお城へ行ってみたいなあ。