子どもと美術館⑦東京国立近代美術館

美術

コロナの休校期間に、家族で「びじゅチューン!」にハマった我が家は、その後、家族で美術館デビューをしました。びじゅチューンが好きな人目線で、おすすめ美術館をご紹介します。

今回は、東京国立近代美術館です。

東京国立近代美術館 (momat.go.jp)

行ってきました!「重要文化財の秘密」展

5月3日14時〜、小3の次女と一緒に東京国立近代美術館(MOMAT)で開催中の

「重要文化財の秘密」展 へ行ってきました。

とっても良かったです。親子とも楽しめました。

今回次女の希望で「音声ガイド」(650円)を借りました。

以前、他の美術館で親子でイヤフォンの共有OKと言われて1台だけ借りたのですが、今回はヘッドフォン型(><)

1台ずつ借りてくださいと言われ、ケチった私は娘の分だけ借りました

今回の音声ガイドは、分かりやすい解説に加え、作品にまつわるクイズまであって、娘も楽しんで聞いていました

面白そうなガイドだったので、私も借りれば良かったと何度も思いました。

あと、個人的な話、細かい解説の字が読みづらくなった気が。。。

今後、音声ガイド必須です(涙)

ガイドを返却する前に娘に借りて、どうしても聞きたい解説だけ聞いてから返却しました(笑)

びじゅチューン作品をチェック!

びじゅチューンで紹介されている作品は下記の4作品でした。トーハク所蔵のものが多いですね。

「老猿」を除いて3作品は写真撮影可でした。「鮭」は大人気で、写真撮影をしている人が多かったです。

〇 高橋 由一 「鮭」(鮭ミラーボール) (東京藝術大学所蔵)

〇 黒田 清輝 「湖畔」(あえて湖畔)(東京国立博物館所蔵)

〇 岸田 劉生 「麗子微笑」(夢パフューマ-麗子)(東京国立博物館所蔵)

〇 高村 光雲 「老猿」(老猿は主役じゃなくても)(東京国立博物館)

今回の目玉作品は「生々流転」

今回全てが重要文化財で見どころ満載なのですが、一番の目玉作品は

「生々流転」(横山大観)(東京国立近代美術館所蔵)

ではないかと思います。(私と娘の一致した意見)

ここが一番の行列でした。

じっくり最前列で見たい人は並んで、その後ろの2列目から見るのでいいという人は並ばずにというスタイルでした。

我が家は並ぶのが苦手なので、作品の近くをゆっくりと歩いて鑑賞している人たちの間から顔を出して鑑賞しました。

係の人に促されて皆さん立ち止まらずに鑑賞するので、2列目からでも割とよく見えました。

墨だけでここまでの世界を作り上げられるのかと驚きました。

墨の世界って色鮮やかな世界とは違う引き込まれるような魅力がありますよね。

松林図(長谷川等伯)みたいな松  もあるね、とか言いながら、生々流転の長〜い絵を楽しみました。

あと、生々流転の次に展示されていた熱国之巻ねっこくのまき」(今村紫紅)(東京国立博物館所蔵)も素敵でした。

お楽しみのミュージアムショップ

今回入場予約時間の14時よりも早く到着したので、係の人に言って、常設のミュージアムショップに先に入れてもらいました

こちらで、生々流転のマスキングテープ(500円くらい)を発見!お土産候補となりました。

他に、かわいい鳥の箸箸置きもありました。

その後、展示を見終わった最後に今回の作品展のミュージアムショップに行きました。

娘は色々と目移りしたのですが、最終的に、

鮭のミニポーチ(1980円くらい)

生々流転のトランプ(1980円くらい)

の2つに絞りました。

鮭のミニポーチはペンケースにはならないくらいの大きさで娘が何の用途に使うか想像できなかったので却下。

生々流転のトランプは、全てつなぎあわせると生々流転になるのが綺麗で。。。こちらならOKかな。。

と、トランプの方向だったのですが。

ここで、福袋を発見!!ミュージアムショップの福袋、そういえば、兵馬俑展の時もありました。

最近は福袋を用意するのが通例なのかしら。

1,000円(くらい)、3,000円、5,000円の3種類です。

福袋を補充していたお姉さんに聞いたら、3,000円と5,000円の袋には鮭のポーチが、更に、5,000円の袋には生々流転のトランプも入っているとのこと。

え〜(><)お目当てが2つとも入っている!

5,000円の福袋の中身は、8,000円相当とのこと。半分は確実に欲しいものが入っています。

どうしよう。。

ゴールデンウィーク、他にどこも行ってないしね。。買っちゃいました!

家に帰って、中身を見たら、

「鮭」のポーチ

「生々流転」のトランプ

・「さざなみ」の手ぬぐい

・「さざなみ」のメモ帳

「七宝富嶽図額」のチケットケース

「裸体美人」と「行く春」のペーパーカードケース

でした。大満足です(^^)

娘は鮭のポーチを持って、「鮭ミラーボール」を熱唱。

小さなポーチを何を入れるのかと思っていたら、ポーチではなく、ぬいぐるみとして遊んでいました

「鮭ミラーボール」ごっこだね。

私も途中で熊のぬいぐるみを持って登場したりして、ひとしきり遊びました。

鮭のお腹のチャックを開けると、いくら(柄)が入っています(^^)

生々流転のトランプ↓

千鳥ヶ淵のボート☆国立公文書館へも行きました

今回は午前中から一日がかりのお出掛けでした。

最初に九段下駅で降りて、千鳥ヶ淵のボート(スワンボート30分500円でした。楽しかった。おススメ)に乗りました。

区営千鳥ヶ淵ボート場パンフレット (chiyoda.lg.jp)

MOMATお隣の国立公文書館(「家康、波乱万丈!」の企画展開催中。ねこねこ日本史の家康のイラストがあったので思わず入ってしまいました(^^))にも行ったし。

ねこねこ徳川四天王のメモ帳(500円)買いました。

国立公文書館 (archives.go.jp)

色々言い訳はあるのですが、、、、自宅を出る前に娘とチェックしていた

東京国立近代美術館所蔵のびじゅチューン作品

〇 高村光太郎  「手」 (指揮者が手)

を見忘れました!!!!(涙)

後から、HPで展示作品をチェックしたら、「手」の他にも、びじゅチューンでお馴染みパウル・クレーの作品も沢山ありました。

びじゅチューン作品ではないけれど、今回の「重要文化財の秘密」で好きになった今村紫紅の作品もあります。

MOMAT展も見ておきたかった〜。

これから行かれる方は忘れずにチェックしてくださいね!

今度は「MOMAT展」と「棟方志功展」

今回、MOMAT展を見忘れたこと 

そして、「棟方志功展」(東京10/6~12/3)が開催される

生誕120年 棟方志功展 (munakata-shiko2023.jp)

ことから、(現在は富山県で展示中)

私の予定では、秋にもう一度ここに来ます。

びじゅチューン作品では、

〇 棟方志功「二菩薩釈迦十大弟子」(十大弟子のバスケ大会)の展示もあるようです。

秋は今度、千鳥ヶ淵で手漕ぎボートに乗りたいと思います!