コロナの休校期間に、家族で「びじゅチューン!」にハマった我が家は、その後、家族で美術館デビューをしました。びじゅチューンが好きな人目線で、おすすめ美術館をご紹介します。
今回は、群馬県立館林美術館です。
子どもと一緒に行くおすすめポイント
- フランソワ・ポンポンの「シロクマ」、ほか動物の彫刻作品が多数展示されています。
- ポンポンのアトリエを再現した別館があります。アトリエで動物探しをするのも楽しいです。
- モダンな美術館の周りは緑がいっぱい。子どもなら美術館の前の芝生を思いっきり走りたくなると思います。
- 子どもも楽しめそうな企画展の時を狙って行けば、企画展とポンポンの両方が楽しめます!
ポンポンの「シロクマ」を見ました
びじゅチューンで、ポンポンの「シロクマ」が「歩く泡」として放送された後、夫が「ポンポンの『シロクマ』って、群馬で見られるみたいだよ。行く?」と聞いてきたのをきっかけに、急きょ、我が家の館林美術館ツアーが組まれました。
「歩く泡」のモチーフはフランスのオルセー美術館所蔵の大きなシロクマのようです。いつかオルセーの大きなシロクマも見てみたいけれど、まずは館林美術館にいるシロクマを見に行きましょう!本物のポンポンのシロクマが見られるのですから。
我が家が館林美術館へ行った時には、シロクマのほか、フクロウ、牝豚、ヒグマ、大黒豹などポンポンの多数の彫刻を見ることができました。子ども達は動物の作品が大好きです。
別館「彫刻家のアトリエ」も、こっそりアトリエへお邪魔したみたいな感じがして、ワクワクして楽しめました。アトリエの中にも動物たちがたくさんいました。
企画展も見逃せません
そして、シロクマ目当てに行った我が家ですが、その時(2020年)にやっていた企画展「安野光雅 風景と絵本の世界」がこれまた素晴らしくて。。館林美術館、最高!!でした。
安野光雅さんの絵本や日記などが紹介されていて、なんて素敵な安野光雅ワールド!!と驚きました。確かに絵は見覚えがあるけれど、絵本を1冊も持っていなくて、今までじっくり読んだこともありませんでした。「旅の絵本」シリーズのコーナーと子どもの頃のできごとを絵日記風に紹介している作品のところが特に気に入ってしまって、その後半年くらい、私の中で安野光雅ブームが続きました。子ども達も一緒に「旅の絵本」シリーズを楽しんでくれました。
ポンポンと企画展の鑑賞後はミュージアムショップへ行きました。買わずにいられなかったのは、ポンポンのクリアファイルです。ポンポンの彫刻作品が素敵なデザインで印刷されています。A5サイズのグリーンとグレーの2種類(柄が違います)で迷って迷って、ケチな私が両方買いしました(笑)。
ミュージアムショップでのんびりしていたら、駅までの帰りのバスを1本逃してしまい、暑い日だったので、美術館内のレストランで休憩することにしました。当時は、シロクマモチーフのケーキがあったので、子ども達はそれを食べました。ガラス張りのレストランからは、美術館の建物と緑あふれる風景を眺めることができ、美術館の素敵な雰囲気を最後まで満喫することができました。
ちなみに、今は館内のレストランはワッフルが美味しいお店に変わっているそうです。美味しそう!
今年のイチオシ企画展
子どもと一緒に行くなら、個人的にはこの企画展がおすすめです。
展示を見たら、きっと絵本を読みたくなりますね!
かこさとしの世界 だるまちゃんもからすのパンやさんも大集合!
2022年10月8日(土)~12月25日(日)
今やっている「ものがたりの予感」もいいですね。ゆっくり鑑賞してみたい。
今度は違う季節にぜひまた訪れたい、素敵な美術館でした。