我が家の小6と小2の姉妹は、通信教育の「チャレンジ 進研ゼミ小学講座」を受講しています。
小6長女:紙教材で受講、小2次女:タブレット端末で受講中です。
今回、両方を受講して分かった
- 子どもの性格による教材の向き不向き
- 紙教材とタブレット教材のメリット、デメリット
をお伝えします。
進研ゼミ小学講座の受講スタイル(2種類)
進研ゼミの小学講座では、
① 書き込み式問題集と解答集、赤ペン先生の問題用紙が紙ベースで送付されてくる紙のコース
② 問題、解答、赤ペンの問題提出が全てタブレット上で提供されるタブレットコース(チャレンジタッチ)
の2種類のコースのうち、好きな方を選ぶことができます。
長女の場合(紙もタブレットも受講)
長女の進研ゼミ受講歴は以下のとおりです。
紙 → タブレット → 中断(スマイルゼミ受講)→ 紙で進研ゼミ受講再開
幼稚園時:進研ゼミをスタート!(冊子とDVD教材)
小学1、2年生~:小学生講座を紙で受講(当時復職したばかりの私は、マルつけが負担で遅れがち)
小学校3年生~:小学生講座をタブレットで2か月お試し受講後に退会。
(スマイルゼミと進研ゼミのタブレット学習を両方とも経験した上で、長女がスマイルゼミを選択)
小学校5年生~現在:小学講座を再開。紙で受講(母は専業主婦に。マルつけはすぐにします)
長女の場合、途中スマイルゼミを受講した期間もありますが、紙とタブレットのコースの両方を試した上で、最終的には、本人が進研ゼミの紙のコースを選びました。
紙のコース(教材)のメリット・デメリット
紙のコースでのメリットは、親がマルつけをすると、親が子どもの勉強の進度を確認できることです。つまづく箇所や記述の癖なども把握できます。
ただし、マルつけのタイミングが遅くなると、子どものやる気が半減してしまうので、私の経験からも、忙しくてもマルつけは出来るだけすぐにしてあげてください!
また、紙で残るので、テスト前に、間違えた問題だけを見直したり、解答集の解説が丁寧なので、解答集を読み返すだけでもテスト対策になると思います。
デメリットの一番は、親のマルつけが大変!です。(タブレットと比べてしまうとどうしても(笑))
紙の受講でのデメリットが出来るだけ無いように、紙の受講者用には、専用の小型の電子機器(タイトル下写真にある小型のゲーム機のようなもの)が送付されてきます。英語の音声確認や4教科の復習ができます。ただ、画面の大きさやデータ量に限りがあるので、利用できるコンテンツの豊富さではタブレットにかないません。
紙のコースが合う子
- 書くのが好きな子
- コツコツと計画的にやっていくのが好きな子
- 学校の授業をよく理解できるようにしたい子
- 勉強理解のペースがゆっくりな子
は親がマルつけをしたり、サポートしながら紙のコースを受講するのが良いのではないかと思います。
タブレットのコースのメリット・デメリット
タブレットのメリットは、やはりマルつけが不要なところです。
タレントさんの動画やアニメキャラクターの音声での応援メッセージ等が受け取れます。
タブレットから親の携帯にメールを送ることができます。
タブレット上の様々なコンテンツを試せて、ゲーム感覚で繰り返し学べます。
デメリットは、隣に座って見ていない場合、何をどう勉強したのか親には具体的には分からないということです。
実際には理解していないけれど、たまたまとか、何回か入力すれば正解するなんてこともあるので、取り組み方のチェックも含めて時々は、どんなことやってるの~と見た方がいいと思います。
勉強しているようで、ほぼゲームみたいなものをずっとやっていたり、電子書籍をずっと読んでいたりすることもあるかもしれません。目のためにも、長時間利用も注意したいですね。
タブレットのコースが合う子
- タブレット端末やスマホの操作が好きな子
- 動画やゲームが好きな子
- 勉強理解が早い子
- 好奇心旺盛な子
- 集中力はあるがムラがある子
- 文字を書くのが苦手(おっくう)な子
はタブレットコースの方が合うと思います。我が家の次女がまさにこのタイプです。
どちらを選ぶか迷う場合は
どちらを選ぶが迷う場合、まずは本人の希望を聞きましょう。
本当にどちらでもいい場合は、タブレット学習がおすすめです。
理由は、マルつけが無い分親の負担が少なくて、学びのコンテンツが紙の場合よりも豊富でお得だからです。
本人の希望が紙であった場合は、紙での受講をして様子を見ましょう。
その上で、タブレット学習にも興味があれば、タブレットお試しキャンペーンのようなお得なキャンペーンが、おそらく年に1回くらいはあると思いますので、その時にはぜひタブレット学習も試してもらいたいと思います。
本人の希望がタブレットなら、タブレットで様子を見ましょう。
しばらく様子を見て、学校の勉強の理解ができていないと思ったら、紙の受講に切り替えて、親が一緒に勉強するスタイルに変更した方が良いと思います。
進研ゼミは学校の教科書に合わせた内容なので、進研ゼミを理解して受講していれば学校の授業の理解度は上がるはずです。
タブレット学習の場合は、相手が機械なので子どもが本当に理解していなくても正解して進んでしまうこともあります。
我が家の長女はこのタイプでした。タブレット学習から、親がサポートする紙での受講に切り替えてから、学校の授業理解度が上がり、本人の勉強意欲も上がりました。学校の授業がよく理解できると、授業時間がボーッとした時間から勉強時間に変わります。分かると授業時間も楽しくなるし、トータルの勉強時間がかなり増えることになるので、成績も上がるはずです。
我が家の姉妹は極端ですが、はっきりと受講スタイルの向き不向きがありました。
お子さんに合った受講スタイルを選ぶことで、親子ともにとってもラクに楽しく勉強できるようになります。進研ゼミの場合、紙とタブレットの両方のコースがあって、コース変更も簡単です。
特に、タブレット学習で成果が上がらない場合は、お子さんの性格を見た上で、紙の学習に変更してみることをお勧めします。マルつけ一緒に頑張りましょう!